テレビなどの家電製品では、一つのボタンで電源をオンとオフに切り替えることができます。
ここでは、シーケンスを用いた「ボタン一つでオンオフを切り替えれるPLCラダー回路」を紹介しています。
これを、PLCを用いてシーケンス回路で作ろうとすると難しいです。また、現場で毎回考えて作ると、考える時間も無駄になってしまいます。
使用PLCソフトウェア:三菱 GX Woks2
目次
一つのボタンでオンオフするラダー回路
一つのボタンでオンオフするラダー回路は、2つあります。
1.ラダーでやる方法
Q、Rシリーズ(立上りのb接点の使用が可能)の場合

FXシリーズ(立上りのb接点の使用が不可能)の場合

2.特殊命令語でやる方法

※2.命令語でやる方法は、PLCの型式によっては、命令語[FF]自体が使えない機種もあるので、ラダーでやる方法も覚えておいた方がおすすめです。
以下は、一つのボタンでオンオフするラダー回路を詳しく解説しています。
タイムチャート

一つのボタンでオンオフするラダー回路の解説
一つのボタンでオンオフするラダー回路を、パルスの回数ごとにラダー回路にて、説明します。
PLY0が消灯状態から点灯させるときのラダー回路
Plus
PBX0を押して、1Plus目の状態

消灯状態からPBX0を押すと、M0がONし、コイルM1がONします。「M0 a接点+M1 b接点」のラインでM1がONしている状態です。
Plus
PBX0を押して、2Plus目以降の状態

PLS命令は1パルスしかONしないので、2パルス目以降は、M0はOFFします。よって、2パルス目は、M1コイルの左側条件の下の「M0 b接点+M1 a接点」ラインで、M1がONします。
Plus
PLY0が点灯して、PBX0を離した状態

M1がONしたことにより、自己保持回路となり、PLY0が点灯し続けます。
PLY0が点灯状態から消灯させるときのラダー回路
Plus
PBX0を押して、1Plus目の状態

PLY0が点灯状態で、PBX0を押すとM0がONし、M1の自己保持回路が解除されます。
Plus
PBX0を押して、2Plus目以降の状態

以降、PBX0をONし続けても、M0がPLS接点になっているので、M1はオフし続けます。
Plus
PLY0が消灯して、PBX0を離した状態

よって、M1がオフし、PLY0が消灯します。

