この記事では、GX simulator を使用して、Works2とDesigner3をオフライン(パソコン上)で繋ぎ、
画面のオフラインでのシミュレーションをする方法を紹介しています。
三菱のiQ Woks シリーズには、仮想でWorks2とDesigner3をつなぎオフラインモニタが出来る機能があります。
設計時にモニタが無ければモニタやラダーのデータの確認が難しい場合も多くありません。
また、デバッグだけではなく、テスト回路の確認や教育の上でも、この機能を知っていると役に立つ場合があります。
GX Works2 を起動する
GX Works2 でシミュレーションモードを開始する
まずは、GX Works2 を起動し、ラダーデータを開き、
下記の「デバッグ」ー「シミュレーション開始/停止」を押します。
「シミュレーション開始/停止」を押すと、下の画像のように、ポップウインドウが開き、仮想PLCの状態が表示されます。
ラダーのデータ内に問題が無ければ、PLC LEDのRUNの表示が緑色に点灯します。
この状態で、仮想PLCとしてシミュレーション中となります。
しかし、まだこの段階では、モニタとのシミュレーションはしておりません。
GX Works2 のシミュレータは、ここまま起動しておいてください。
GX simulator は、GX Works2 を起動したままでないと使えません。
GT Designer3を起動し、simulatorの設定を行う
シミュレータモードを起動する
次に、GT Designer3を起動し、「ツール」ー「シミュレータ」ー「設定」を押します。
設定は、ディフォルトでこのようになっていると思いますので、確認して下さい。
設定に問題が無い場合は、下の真っ白いウインドウが表示されます。
次に、「プロジェクト」ー「開く」ー「ファイル」を選択し、任意の画面データを指定します。
その前の段階で、画面の機種選択がありますので、画面データに設定されてある画面型式を選択して下さい。
GT Simulator3 でモニタの確認をする
全ての設定が完了すると、下記のように、マウスでタッチパネルような操作が可能となります。
これで、画面切替、表示ランプ、ボタンのデバイスの確認が出来るようになります。
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