本記事では、計算やデータ処理において重要な概念である「ワードの最大値」に焦点を当てます。
特に、バイナリーやBCD(Binary Coded Decimal)といったデータ形式における最大値について解説します。
バイナリーの2ワードの最大値は?
1ワードは16ビットの為、16ビットが全部ONしている状態が最大値となりまる。
また、バイナリーは、1、2、4、6、8、16、と2の乗数で増えていくため、例えば16ビットの内、下位の8ビットがONすると、下のようになります。

16ビット全てをONすると、下のようになります。

バイナリーの1ワードの最大値は、「65,535」となります。
これを公式化すると、「 2のx乗 -1 」となり、よって、2ワードの最大値は、「 2の32乗 – 1 」の計算式となります。

「 2の32乗 – 1 」の簡単な計算方法は、こちらを参考下さい。

BCDの2ワードの最大値は?
BCDの考え方は、8ビットで2桁、16ビットで4桁を表します。
考え方は、バイナリーと似ていますが、4ビットで区切り、5ビット目の数値の割り当ては、また1からとなります。
例えば、下位の8ビットでの最大値は、「99」となり、下のようになります。

次に、1ワードのBCDの最大値は、「9999」となり、下のようになります。

よって、BCDの2ワードの最大値は、「99999999」となります。
まとめ
設定値や現在の数値をタッチパネルなどの画面で表示する際には、PLC(Programmable Logic Controller)などの制御装置によっては、
たとえば、動作回数を表示する場合、最大値をある程度予測しておくことで、1ワードで数値を表現するか、それ以上の数値を表現するために2ワード以上を使用するかを決定できます。このような設計上の考慮が必要です。
適切なワード数で表示しないと、最大値を超えた際に正確な数値が表示されず、誤解を招く可能性があります。
また、表示される数値が実際の制御や監視に影響を与える場合、最大値を超えるという状況は重大な問題となります。
そのため、制御システムや監視システムの設計段階で、最大値を考慮し、適切な対処を行う必要があります。これにより、システムの正常な動作や安全性を確保することができます。

